アメリカ人と友達になりたい方へ
どうしたら留学中にアメリカ人と友達になれるのでしょうか?
結論から言うとホームステイinアメリカなどの現地の学生達と交流する時間が多くある留学プログラムを選ぶことです。(アメリカンズと一緒に4泊5日を過ごす英語合宿を含む夏休み・春休みプログラム等)
多くの学生は語学留学に憧れ、外国に行きさえすればネイティブの人と友達になることができると信じています。しかしながら現実はまったく期待と異なります。なぜでしょうか?
語学留学の落とし穴
語学留学に行けば、そこにいる現地の学生達と友達になるチャンスが多くあると思われがちです。しかし、アメリカの語学学校とは外国人の為の「English as a second language第二か国語としての英語」クラスであり、普通のアメリカ人学生はいません。世界各国から来ている外国人と一緒に英語を学ぶ場所なのです。つまり、英語が流暢なのは教師だけで他は外国からきた留学生なのです。ですから学生同士はカタコト英語で会話をするのみでキャンパス内ですれ違う正規の学生との交流はほとんどありません。期待していたネイティブと友達になるのはとても困難です。
大学生活の現状
留学生もさることながら、大学という場所は新入生や転校生にとってもかなり厳しい環境だと言われています。18歳で大人とみなされるアメリカ人は親元から離れ独立した生活を始めます。まだ自分というものをしっかりともっていない若者が必死にアイデンティティを探し求める良くも悪くもある環境なのです。自分の居場所をいち早く見つけることが友達作りのカギだと言われているために、多くの大学生はソロリティやフラタニティをはじめとする数多くの組織や協会、サークル(アメリカではクラブといわれる)やスポーツチームなど自分の専攻や趣味や宗教や文化に合ったグループをいち早く見つけます。ですからキャンパスにいる大学生は学業の他にも多くの団体に属しているため、自分のグループとの活動を重視し、決まった友達としか行動しないのです。語学留学生も時折は勇気を出して集まりに参加することもあるようですが、周りの学生が話す英語のスピードについていけず、取り残されたような孤独感を覚え、結局は語学学校の仲間たちと過ごす方が気が和むという理由でネイティブの友達が一人もできないまま帰国する学生がほとんどです。
留学生は行動が限られる
正規の学生達と交流できない理由の一つは、通常の集まりはキャンパス内であっても、規模の小さいパーティーやイベント等がキャンパス外で行われ、車を運転しない外国人留学生は参加できないものがあることです。アメリカは車社会なので多くの学生が車を持っています。留学生の寮やホームステイ先がキャンパスから離れている場合には送り迎えが必要となります。サークルや組織で仲良くなった学生達はそのグループの活動に参加するときには相乗りもするようですが、車を持っていない留学生は常に送り迎えを頼まないといけない事が重荷になり参加しなくなってしまった話も聞きます。
アメリカ人大学生は非常に忙しい
日本の大学生も学業やサークル活動やバイトに拘束される時間を考えると本当に忙しい生活をしています。アメリカ人大学生も同じです。ですから、たまたまキャンパス内で知り合った学生がいたとしても友情を築くだけの時間を過ごすことが難しくなります。
これが語学留学の現状だとしたら、他にどのような渡米プログラムがアメリカ人学生と友達になる機会を与えてくれるのでしょうか?
ホームステイ・インターナショナルの留学は1か月という短期にも関わらず、語学研修の他にもアクティビティーの中にネイティブが参加します。夜と週末はホストファミリー宅でその日に学んだ英語を利用して会話をするため、英語を話すチャンスが語学留学と比べて雲泥の差です。また特別企画として夏休みと春休みホームステイでは、アメリカ人大学生と一緒にフロリダ大西洋海岸でのビーチ英語合宿(4泊5日)が含まれており、ネイティブの学生たちと一対一の会話タイムの他、部屋のキッチンで料理を一緒に作ったり、ビーチで遊んだり、ダンスパーティーやゲームをしながら本当の意味での交流ができ、多くのアメリカ人の友達を作ることができます。